ウェブマスターツール「HTMLの改善」の問題点

検索結果に表示される、サイトの要約文(スニペット)を意識していますか?
検索結果にサイトが表示された際、タイトルと並んでクリック率に影響する重要な項目だと思っています。

Googleの場合、検索ワードによっては書き換えが発生してしまいますが、自分である程度コントロールする事が可能な要素です。

SEOは「検索エンジン最適化」という意味ですが、この記事で解説する様な、スニペットの調整などは、まさに「検索エンジン最適化」と言えるのでは無いでしょうか。
検索順位は高いけれども、CTRが低いページがあってお悩みの場合は、是非とも参考にして頂きたいな、と思います。

今回は、サイトの要約文(スニペット)について解説したいと思います。

サイト要約文(スニペット)をMETA descriptionで設定する

サイトのデザインなどと関係ない部分なので、意外と手を抜かれがちな要素だと思いますが、とても重要な項目です。

僕のブログも、ここ数ヶ月は、記事の内容を要約した内容を記述するようにしています。
文字数は、全角で120文字前後が良いとされています。
それ以上、長く書いてしまっても、殆どの場合、検索結果では省略されてしまいます。

注意点として、ページ毎にユニークな内容を記述する必要があります。
descriptionは、titleタグと同様に重複する事はよくありません。
重複が多くなると、ウェブマスターツールの「HTMLの改善」に問題点として表示される事もあります。
ウェブマスターツール「HTMLの改善」の問題点

また、descrptionの内容がスニペットに反映されにくくなる事が増える様です。

補足ですが、スマートフォンで検索した際に表示されるスニペットも、基本的にPC版と同じ文字数が表示される様子です。

descripionの効果とスニペットの書き換え

このブログは、運営開始から、数ヶ月間、descriptionの文面の一部を使いまわす、という事をしていたのですが、検索ワードによっては、スニペットの書き換えが起こっていました。
もちろん、CTRにも影響しますし、キチンと記述した方が、検索結果に表示された時のCTRが良くなったのは言うまでもありません。
descriptionの内容が反映されずに、Googleによって自動生成されたスニペットですが、ページ内の中の適当な文章を持ってくる事が多い様です。

もちろん、Googleにスニペットの主導権を渡す、という選択肢も、大規模なサイトなどでは仕方がないと思いますが、可能な限り、設定する事をお勧めします。
注意点としては、descriptionをキチンと設定しても、検索ワードによっては書き換えが起こってしまう、という事です。
これは、仕方がない事ですので諦めましょう。

ページを作った時に流入する事が予測されるキーワードを考えておき、そのキーワードに合わせたdescriptionが設定されていれば問題ないと思います。

流入キーワードが想定外だった場合は、titleタグも含めて、修正する、というのも手かも知れません。
ただし、titleタグの変更は、現在の順位に大きな影響を与える可能性もありますので、慎重に行う様にしましょう。

descriptionのちょっとしたテクニック

Googleなどで検索されてから検索結果が表示されて、1つ目のサイトがクリックされるまでの時間ですが、恐らく数秒だと思います。(何処かにデータが無かったでしたっけ?)
上位に表示されている方が有利なのは間違い無いとして、それ以外に「あ、このサイトを見てみよう!」と思わせる要素が必要な訳です。

その理由になる要素の1つが「スニペット内のキーワードの有無」です。
検索されたキーワードがスニペットに含まれている場合、キーワードが太字になります。
タイトルにキーワードが含まれている場合も太字になりますので、検索結果で少し目立つ事が可能です。

微々たる差かも知れませんが、予想されるキーワードをスニペットに入れておく事は、有効だと思います。
ただし、過剰にキーワードを入れるのは逆効果です。
せっかく設定したdescriptionの内容がスニペットに表示されなくなる可能性もあります。

検索結果で目立つ為の方法は、貪欲にやっておいて損は無いでしょう。
検索順位の完全なコントロールは不可能ですが、スニペットなど検索結果での演出は、ある程度コントロール可能です。

今回の記事のまとめ

基本的な内容ですが、サイトのデザインと関係が無いため軽く見られる事もある、descriptionについて解説してみました。

僕は検索結果の演出が結構好きで、descriptionも好きな改善の1つです。
修正が反映されてCTRが良くなった場合などは、結構嬉しいものです。
極端は話、順位がそのままでも、検索トラフィックだけが増える訳ですからね。

SEOに行き詰まりを感じた場合などにも、是非とも挑戦して欲しいと思います。
検索トラフィックに変化を感じる事で、やる気が復活するかも知れませんよ!

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