SEO目的のコンテンツ追加は失敗する可能性が高い

インデックス数が数千単位のサイトですと、ページを増やす事よりも、サイトのテーマを正しく伝える事が大切になります。
サイトテーマは本当に大切で、テーマがボヤけたサイトほど、難しいキーワードでの上位表示は難しくなります。

更にリンクも大切な要素になるので、サイトテーマで足を引っ張るような状況は避けなければいけません。

どうせ作るなら、有益なコンテンツを作りましょう

コンテンツの作成というのは、楽では無いと思います。
組織で行う場合、相応の人手と、お金と時間がかかるでしょう。

それだけの投資をして、意味がない、もしくは、やらない方が良かったね、と言われてしまう様なコンテンツを作るのは、もったいないと思います。

失敗しているコンテンツのパターンで一番見かけるのが、スタッフブログの使い方です。
スタッフの日常を本気で書き連ねているブログが多くあります。

恐らく、コンテンツが大切だ、とか、更新性がある方が良い、という部分を、本かブログで見て始めた場合が多いのだと思いますが、ページを増やす・更新する、という事だけが目的になると、殆どの場合、失敗します。

ブログを長く続ける程、サイトテーマを壊してしまい、検索エンジンから評価されない状況になる可能性もあります。
検索エンジンは、そのドメインの中に、どういったコンテンツがあるのか?という部分を見ています。
もちろん、他の要素も見られていますが、どんなページがあるのか?という部分は評価の比重が大きいと思います。

スタッフブログが出来上がるまでのパターンとして、以下の例を見て下さい。

例)パソコン用メガネに関するサイト
パソコン用メガネの性能に関する内容が10ページ

目的と課題
パソコン用のメガネに関心のあるユーザーを呼びたいが、競合が強く、中々狙ったキーワードで上位表示出来ない。

対策
ちょっとメガネだけでは、コンテンツが増やしにくい。
でも、更新性やコンテンツが必要だ。
スタッフブログを作って、毎日更新して、サイトのボリュームを増やそう。
という決定が出たとします。

結果
スタッフブログを開設
毎日更新を行い、半年後に180ページ増加

スタッフブログの内容
主にスタッフの子育ての事。
金曜日に飲みに行った事。
ボランティアに参加した事。
高校時代の友人と再開した事。
など。

この様な運用をしたサイトは、基本的にSEOは失敗します。
サイトテーマの比率がおかしくなり、検索エンジンに何のサイトなのか、正しく伝わらなくなってしまうからです。
結果的に、狙いたいキーワードからの流入は望めなくなるでしょう。

コンテンツ追加の目的を検索順位にしない

コンテンツを追加する時には、相応の目的が必要です。
闇雲にコンテンツの追加しても、多くの場合、それはサイト内にノイズを増やした事と同じです。

1つ念頭に置いて欲しいのは、そのコンテンツが、サイトテーマとズレていないかを考える事です。
スタッフブログの様に継続するコンテンツの場合は、内容に条件を付けましょう。
新入荷の商品紹介でも良いですし、
メガネ店の店員が教える顔の輪郭別、似合うメガネのフレーム
なんていうコンテンツがああると、ユーザーにも喜ばれるでしょう。

その様なコンテンツはソーシャルで話題になり、リンク獲得にも寄与するかも知れません。

メガネのサイトなのに、観葉植物の育て方についてのコンテンツを追加しても、メガネについてのサイト評価は上がりません。
そもそも、観葉植物に関心のあるユーザーはメガネのサイトに来ないでしょう。
追加する意味がありません。

ただ、観葉植物が目に優しい、視力回復に役に立つ、というコンテンツが作れるのであれば、作った方が良いと思います。
それは、メガネを探しているユーザーにとって役に立つ可能性があるコンテンツだからです。
しかも、コンテンツ内にメガネと関連性のある「視力」に関するワードを自然に入れ込む事が出来そうです。
今まで拾いづらかったテールワードを拾える様になる可能性もありそうです。

余談:無知なユーザーの検索行動が想像出来ますか?

自分でパソコン用メガネのサイトの例を作ったので、僕が先日、パソコン用のメガネを購入するまでに取った検索行動を書いておきます。
本文とは関係が無いので、読み飛ばして頂いても大丈夫ですw

僕は、ずっと裸眼なので、メガネについては殆ど何も分かりません。
選び方も、コーディネートも、付け心地についても、レンズの種類も、手入れの方法も分かりません。
そもそも、顔の大きさ的にサイズなどについても気になっています。

さて、僕の様なユーザーがいた場合、どういったワードで、ご自身のサイトへ導きますか?
恐らく最初は単純なワードで検索するでしょう。
実際に「メガネ」や「パソコン メガネ」「疲れ目 メガネ」といったワードで検索しました。
更に、そのワードで上位表示されているサイトをいくつか適当に見て、知名度、情報量などで信頼性を判断し、次の行動へ移っています。

僕が次に行ったのは、最初の方に見たサイト内のテキストから更に検索を行う事です。
テールワードでの検索に移行しています。

恐らく、この辺りで、コンバージョンしそうなサイトと出会うと思います。
僕も実際に、この辺りで、お店の目星を付けました。
というよりも、ほぼ1つしか出てこなくなりました。

ただ、1回目の検索で出会ったサイトでは、恐らくコンバージョンしないでしょう。
僕の様にメガネについて無知なユーザーが検討するには比較対象が少なすぎます。

コンテンツが浮かばないと思っているサイト管理者の方に質問したいのですが、僕の様な無知なユーザーがサイトに訪れた場合、そのサイトだけで疑問や不安を全て解消出来ますか?
この質問に、自信を持って「はい!」と答えられない場合、コンテンツ追加の余地は残されています。
とにかく足りないと思われる情報、必要な情報を追加しましょう。

僕の場合ですが、訪れたサイト内で新しい疑問が出てきた場合、そのサイトを離脱する可能性があります。
サイト内で探すよりも改めて検索した方が早い場合が多い事を、経験的に知っているからです。

上記は、僕が初めてメガネを購入するまでに実際に取った行動です。
メガネについて本当に無知だったので、メガネを購入するまで、かなり色々と調べました。

あくまでも一人のユーザーの個人的な事例ですが、こういった事を想像して先回りコンテンツを用意する、という視点は大切だと思います。

今回の記事のまとめ

最近、特に感じるのですが、無意味なコンテンツの追加を行っているサイトの評価が下がっている気がします。
コンテンツが大切、と言われているのを勘違いして捉えてしまい、とりあえず何か作る必要がある、という考えは大変危険です。

どうせ作るのであれば「余談」の所に書いたようにユーザーストーリーを想像しながら、コンテンツを考えてみましょう。
僕の様に無知なユーザーの行動を予測するのは難しいかも知れませんが。。

どういった検索行動からコンバージョンしているのかを考える事が、成功するコンテンツを作り出す方向を示してくれると思います。


※本ブログに記載されている情報は、私の見解に基づく場合が多々ございます。
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“SEO目的のコンテンツ追加は失敗する可能性が高い” への2件のフィードバック

  1. […] 加するために、関連性のないコンテンツを追加してしまうと失敗してしまうという例が、SEO Imagination!のSEO目的のコンテンツ追加は失敗する可能性が高いという記事で解説されています。 […]

  2. […] 検索での挙動を知ることができます。 SEO目的のコンテンツ追加は失敗する可能性が高い | SEO Imagination!ブログ SEO目的で運用するブログの失敗例がわかりやすいです。 […]

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