SEOのデメリットと間接的な効果を理解して価値判断する方法

最近、SEOの提案をする中で思っていた事がありましたので、備忘録的に記事にしておこうと思います。
少々、まとまりが無くなってしまうかも知れませんが、ご了承下さい。

SEOのデメリットは何だろう?

僕はSEOが好きですし、面白いと感じています。
SEOは、上手く利用する事で大きな検索流入をもたらしてくれるので、誰にもでお勧め出来る、と基本的には感じています。

でも、メリットばかりではありません。
デメリットも存在します。

  • 効果が出るまで時間がかかる。
  • ○○をしたから結果が出る、という保証が無い。
  • アルゴリズムによって検索結果が変わるので不安定。
  • キーワードによっては、難易度が高すぎて効果が出ない。
ざっと出してみましたが、これだけのデメリットがあります。

SEOは「絶対」が約束出来ないサービスだとか、ブラックボックスだとか言われているのを良く聞くのは、この辺りが原因でしょうね。

更に、自分のサイトの改善だけでは、どうしようもない問題もあります。
一番顕著な例としては、SEOでは、他のサイトからのリンクが貰えないと、一定以上の効果が出にくい、という事です。

しかも、この部分の不正に対するGoogleの取り締まりが厳しく、僕のブログでも何度か取り上げました。
SEOの成否に非常に大きな要因ですが、コントロールが難しい部分でもあります。

露出が増えることによるデメリットは?

では、SEOがある程度成功して、検索エンジンの露出が増えて集客が成功したら、デメリットは何も無いのでしょうか?

実は、ここにもデメリットがあると思っています。
まず、露出が増える、という事は、比較される事が多くなる、という事です。
僕が知っている事例ですと、旅行と通販のサイトで、主軸となるキーワードで、上位表示が成功しましたが、超メジャーサイトが並んでいた為に、思ったより売上が伸びず、コストと時間に見合う成果が出なかった、という事があります。

上記は、極端ですが、競合にメジャーサイトがなくても、比較される機会は圧倒的に増えるわけです。
これに気付けないと、コンバージョン以外の問い合わせが増えてしまい、担当者のタスクが膨れ上がったので、SEOを中止したい、といった状態にもなりかねません。

自サイトの売りを理解しておかないと、コンバージョンに結びつかない、お問い合わせが増える危険性もあり得ます。

また、検索の特性上、何かを調べているだけのユーザーがアクセスする機会も増えます。
簡単に言うと一見さんですが、彼らは何かを調べる事が目的なので、コンバージョンには結びつきません。

Web担当者目線で考えると、集客しても売上が増えていないので、CVRが下がり上司に説明がしにくい状況が発生してしまう可能性もあります。

アフィリエイトサイトを運営されている方は、僕なんかよりも遥かに理解していると思いますが、調べ物目的で流入したユーザーをコンバージョンさせるのは、並大抵の事ではありませんよね。
情報提供とコンバージョンは、多くの場合、そこに至るまでの心理的な過程が離れていることが多いです。

もっと深くSEOの価値を考える

SEOの直接コンバージョン以外の価値を考えてみましょう。
例えコンバージョンに結びつかなかったとしても、調べ物をしたユーザーが、あなたのサイトが役に立ったと思いリピーターになってくれた場合はどうでしょう?
リピーターになると話は変わって来ますよね。
一見さんから見込み客へランクアップです。

まだ、あります。
一見さんが個人的にブログをしていて、あなたのサイトを紹介してくれた場合、貴重な被リンクと、更なる見込み客を連れてきてくれる、間口を広げてくれた事になるのです。

個人ブログなどが無くても、ソーシャルでの宣伝が期待出来るかも知れません。

実際に、それら良質なクチコミや、紹介リンクが理由でコンバージョンに結びついた場合の売上は、間接的にSEOがもたらした売上と言えるのでは無いでしょうか?

SEOにかけた費用と時間が、トータルコストです。
検索流入した一見さんが、とったプラスの行動が売上に繋がると、利益です。

一見さんのクチコミも、ブログからの被リンクも、数年間は残るかも知れません。
お金では買えない価値を提供して貰った事になります。

それら外部要因が理由でコンバージョンし続けた価値がトータル利益です。

ちょっと測定が難しいと思いますが、最初の内は流入だけが増えて、どうもコンバージョンに繋がらない赤字SEO対策も、2年目、3年目に、単年度利益が増えて数年後に黒字化出来るかも知れません。

今回の記事のまとめ

書いている途中で気付きましたが、LTVの考え方に似ていますねw

LTV(顧客生涯価値)に関しては以下のサイトを参考にして下さい。

参考リンク
LTV(顧客生涯価値)を実際に求める方法とは?

ざっくりとお伝えしますと、一人のお客さんが、何年にも渡ってリピーターとして、商品を購入してくれた商品やサービスのトータルの利益の事です。

同じ自動車メーカーの車を5台乗り継いでくれたら、その、顧客をを維持する為に使ったコストから車5台分の売上を差し引いたトータルの利益がLTVです。

本当にざっくりですがw

デメリットを書きつつ、その裏側にあるメリットにも気付きたいな、と思い備忘録的な記事を作りました。
最近、僕がSEOについて提案のお手伝いをする時に頭に浮かんでいる事を記事にしてみました。

効果測定について、キチンと理解をすることは大切だと思います。


※本ブログに記載されている情報は、私の見解に基づく場合が多々ございます。
 掲載記事を参考にした事による損害については、その責任を負いかねます。
 自己責任で、掲載情報を参考にして頂ければと思います。



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“SEOのデメリットと間接的な効果を理解して価値判断する方法” への4件のフィードバック

  1. たむらはん より:

    SEOによる集客で隠れた効果としてリマーケティングがあると思います。
    まったく興味のなかった人でも、繰り返して自社の広告を見るようになると、自社の商品に興味をもつようになるかも知れません。
    まったく興味のなかったユーザーの興味を高めて、コンバージョンにつながるという可能性を開くのはSEOかも知れません。

    • admin-seo より:

      たむらはん さん
      コメントありがとうございます!

      リマーケティング効果はありますよね。
      確かによく見る商品だ、という事で、信頼を得られる可能性も考えられますもんね。

      先週書いたトレンドを利用した流入の記事にもありましが、一見さんを進化させてコンバージョンに繋げられるかも知れない、というのもSEOの魅力といえますね。

      自サイトのノイズ(テーマと関係の無いコンテンツ)も上手に使えば、価値が出るのかも知れません。

  2. より:

    購入まで結びついた場合、きっとその商品だとかサービスのファンになっていただけるはずなので、高確率で2回目3回目の買い物もして頂けるでしょうね。

    本当にサービスの購入を考えている人は思いも付かないロングテールキーワードでいらっしゃることが多いので、いかにキーワードを拾っていくかも重要ですよね。

    私はSEOを順位ありきでは考えておらず、どのようなキーワードでどのようの属性の方がいらっしゃったのかということが大事だと考えています。

    • admin-seo より:

      白さん

      コメントありがとうございます。
      そうなんですよね、流入が増えた段階からの分析は、実はとても気を使う必要があると思っていて、間接的な集客やCVはキチンと計測できるのかな?という所からスタートして記事にしました。

      1度の訪問からリピーターになって数回の買い物をして貰える位のファンになって頂けたなら、長期的に見ると、とても良いユーザーとなったという事ですもんね。

      ロングテールキーワードって本当に、僕らの想像が及ばない様な流入が多数ありますよね。
      これを上手に拾えるか?というのも、大切な資質だと思います。

      僕は業者目線の時は、気にしますが、基本的には、キーワードから流入したユーザーの属性を気にします。

      そうなんですよね、そちらの方が大切だと僕も思います。

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