デジタルミレニアム著作権法に基づいて削除されたサイト通知

先日、とある情報についてGoogleを利用して検索をしていると珍しい表示がありました。

アメリカ合衆国のデジタル ミレニアム著作権法に基づいたクレームに応じ、このページから 1 件の検索結果を除外しました。

という表記です。
2012年1月30日の海外SEOブログさんでも記事になっていました。
具体的なDMCAの侵害申し立ての流れが記載されており非常に参考になります。

参考
無断コピーされたコンテンツをGoogleのインデックスから削除する方法 ? DMCA侵害申し立てフォームから送信可能

著作権侵害など重大な問題に適切に対処する

サイトを長く運営されていたり、写真などの自分の写真をネットに公開している方も多くいらっしゃると思います。

ただ、一部の心ない方が、あなたの作品を盗み、自分の作品であるかの様に自分のページで公開する、という事もあります。
(そして偶然にも自分のサイトよりも高順位で表示されたパクりサイトを見つけて、憤慨する事もあるかも知れません。。)

そういった場合、管理しているサーバー会社や、無料ブログを利用しているなら、その管理者宛に連絡する必要があります。
ただ、意外と対応してくれず、盗用された方が疲れてしまう、という事も起こりえます。

そこで、もう1つ行う事が可能な対処方法として、Googleでは著作権に違反している場合に、
デジタル ミレニアム著作権法
に基づいて検索結果から排除してもらう手続きを行う事が可能となっております。

著作権侵害による削除申請のオンラインフォームはこちらです。
それほど手間にはなりませんので、お困りの方は是非ともご活用下さい。

ただし、海外SEOブログさんの記事にもある通り、しっかりと事実関係を確認してから送るようにしましょう。
事実関係があやふやな状態で侵害を申し立てる行為は厳禁です。

実際に削除申請が認められた後の検索結果

これは、クライアントの事例では無く、調べものをするのに検索をしていて偶然見つけたのですが以下の様な表示が検索結果の下部に表示されます。(一応、検索ワードは隠しておきます)

デジタルミレニアム著作権法に基づいて削除されたサイト通知
この例では1件が実際に削除された様子ですね。
この表示を確認したのが4月25日です。

4月26日に改めて同じ検索ワードで確認すると表示が消えていました。
僕が表示を確認できたのは1日だけなのですが、この表示は何日くらい表示されるのでしょうね?

ちなみに、検索結果に表示されている【クレームを確認】のリンクをクリックすると、
Chilling Effects Clearinghouse: Notice Unavailable(英語)が表示されました。

今回の記事のまとめ

検索結果に偶然見つけた珍しい記述が、どれ位の間表示されているのか気になって毎日見ようと思いましたが、発見が遅かったのか1日で消えてしまっていました。。
こういった検索結果に遭遇すると、ついつい追ってしまいたくなるのはSEO業者の性でしょうかねw

・ここ数日、SEO業者間で話題になっているサイトについて

今回の記事とは別件ですが、数日前から「ウェブスパム・アルゴリズム・アップデート」が行われています。
ここ数日でSEOスパムを行なっているサイトは大きく順位を落としたりしていると思います。

ただ、何でこのサイトは残っているんだ?
と思う様なサイトが、表示されていたりするのも事実です。
ここ数日、話題に上がっている、とあるサイトですが、僕には許せない様な手法でSEOの実験をしていました。

リンクを集める為に、世界中の人の善意を利用したり、不幸をネタにする様な行為は決して許されるようなものでは無いと思っています。
今日の記事を書きながら、こういったサイトにも目に見える形で制裁をして欲しいと思っていました。
以前も、他のSEOブログの記事を盗用したりしていた様子です。

この様な、モラルの低い方と同業だと思われたくありません。

※本ブログに記載されている情報は、私の見解に基づく場合が多々ございます。
掲載記事を参考にした事による損害については、その責任を負いかねます。
自己責任で、掲載情報を参考にして頂ければと思います。