Googleが何を発表してもSEOの本質は変わらない

先週くらいからGoogleより、検索エンジンアルゴリズムをアップデートする予定だと発表が続いています。
SEO関係者であれば既に情報として把握されている方も多いかと思いますが、少しまとめておきたいと思います。

セマンティック検索の強化

セマンティック検索とは検索者の意図をより適切に捉えて、質問の答えとなるような内容を検索結果にダイレクトに表示させる方法です。
とても、ざっくりとですが概ねそういった事です。
今後数年をかけてアップデートしていくと発表されており数か月ごとに機能が実装されていく予定との事です。

参考リンク
グーグル、検索システムを改良へ 市場シェアの維持目指し過去最大の変更か

これは今に始まった事ではなく近い機能は元々実装されていました。
例えば英語で「富士山の高さは?」といった検索をすると、その答えが検索結果の先頭に返されます。
これはそれぞれの単語の意味を理解しているからこそ可能な検索技術です。
[トヨタ 株価]と検索した時に検索結果に表示される株価なども近いですね。

英語で「富士山の高さは?」を検索した際に、
検索結果上部の「Show sources」をクリックすると答えが記載されているサイトが表示されています。
この辺りはセマンティック検索を考慮したSEOを行う上で重要な指標になりそうです。

参考リンク
[height of mt fuji]の検索結果

色々と憶測はありますが、Google的には検索ユーザーが求める回答を出すのに、わざわざサイトを見て答えを探す必要は無く、
検索結果画面で問題が解決できれば、それに越したことは無いよね、という考えの様子です。
検索サイトに長く留まってもらう為の施策でもある様子です。
ただ、大きなアップデートになる事は間違い無いと思われますし、WSJ日本版の記事の中には

グーグルの計画について簡単な説明を受けた1人は、セマンティック検索へのシフトは検索クエリ全体の10-20%(月間ベースでは数百億件)の検索結果に直接的な影響が出る可能性がある、と述べた。

とあります。

パンダアップデートが検索結果に与える影響が11%程度であると言われていた事を考えると、それ以上という事になります。
ただ、だからと言って今から戦々恐々とする必要は無いと思います。

海外最新WEB戦略戦術情報の中山氏が、ITmedia オルタナティブ・ブログの中でセマンティック検索についての追加情報を掲載しています。

ユーザの利便性が高まる、という視点をキープしてもらえるなら、マーケティングをやる側としてもそれほどブレることはないかなと思っています。


参考リンク
WSJ誌が「Googleが検索エンジンに過去最大の変更」と報道、その真意をGoogleの検索最高責任者がGoogle+で答えた

まさにその通りですね。ブレる必要は無いのです。
SPYW(パーソナライズ検索)に対する批判回避の為のマスコミ操作では無いか?といった記事もあるくらいですから。

このセマンティック検索に関しては、より検索エンジンがAIに近づくのでは?という考え方もあります。
これに関しては海外最新WEB戦略戦術情報さんの記事が参考になります。

参考リンク
Googleが目指すはSiriの様な”AI”?今後のSEOはどうあるべきか

titleタグにキーワードがどうこうというテクニックよりも、サイト内の情報がより大切になるだろう、という考え方も今後のSEOの方向性としてGoogleの考える未来と合致していると思っています。
私はテクニックよりもマーケティングの色合いが強くなるのが今後のSEO対策になるのかな、と考えています。

過剰SEOサイトへのペナルティを強化

とても良いコンテンツは持っているけれどもSEO的にそうでもないサイトと、コンテンツは大したことは無いけれどもSEO的には優れているサイトが同じレベルで評価される様に今後数週間でアルゴリズムを変更するという計画が発表されました。

参考リンク
米Google、「過剰SEO」サイトにペナルティを科す計画を発表

記事中にもありますが、良いコンテンツを提供しようと頑張っているサイトにはSEOの状態関係なく、きちんと見てもらえるように検索結果に表示される様に頑張る、というものです。
推測の域は出ませんが、コンテンツがそうでもない(と判断されているのに)被リンクが過剰にあるとか、キーワードを過剰に詰め込み過ぎていると思われるサイトは評価が下がって検索順位を下げられる可能性もあるでしょう。

こちらも、今に始まった事ではありませんよね。
ずっと言われていた事ですし、僕自身がクライアントサイトを見ていて「良いサイトだなぁ」と思っていたサイトがSEOの対策状況を抜きにして、もう少し評価されて良いのでは?と思う事が減ってくれればユーザーにとっても良い事だと思います。

記事のまとめ

セマンティック検索も過剰SEOサイトへのペナルティも今に始まった事ではありませんよね。
今までもそういった機能はありましたし、今後はより対応を強化するというGoogleからの公式の発表だった訳です。
僕らは好意的に受け取って今後のSEOを考える上で参考にすれば良いと思います。

本記事のタイトルにもありますがGoogleが何をどう進化させてもSEOの本質は変わらないのです。
基本をしっかりと押さえつつGoogleが考える検索の未来を理解してSEOに携わる僕ら自身も最適化していけば良いと思います。

では何故、トレンドを追っていく必要があるのか?というと、
今何がより必要とされているのか、が見えなくなってしまう可能性があるからだと考えています。
つまり中長期的に考えるべきSEOにおいて、方針を誤ってしまう可能性があるからだと思います。

また、セマンティック検索に関してそうだったのですが、その言葉が改めてスポットライトを浴びた事により関連する知識について勉強するきっかけになったという事も多くあると思います。
私も恥ずかしながらセマンティック検索に関連する事で知らなかった情報がありましたので勉強するきっかけになりました。
勉強させて頂いたサイトは海外SEO情報ブログさんの以下の記事になります。

参考リンク
Googleが検索システムを今後数カ月で刷新 〜 鍵を握るEntity(エンティティ)とは?

今週もSEO界隈では多数の情報が出てくると思います。
重要な所をしっかりを捉えつつSEOの品質向上を目指しましょう!


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“Googleが何を発表してもSEOの本質は変わらない” への2件のフィードバック

  1. たむらはん より:

    私の見解ではSemantic技術が進歩すると、SEOは死ぬ日が来るのではないかと思ってます。
    http://minnano-seo.com/essence/post451/
    ページではなく、答えを出せるようになったら検索エンジンから自サイトへ誘導するという観念そのものが消滅するかもしれないって気がします。

    • admin-seo より:

      たむらはん さん
      コメントありがとうございます。
      記事拝見させて頂きました。
      既に特定の検索ニーズに対して意味を理解して返す仕組みがあるんですね。
      知りませんでした。

      検索エンジンでユーザーのニーズが完結してしまう。
      という未来は、もしかすると現実のものになる可能性もありますね。
      Googleはそこを目指そうとしている気もしています。

      これは難しい問題なのかも知れませんが、検索結果に特定の情報をサイトから引用して表示するのが良いことなのか?といった別の問題も発生しそうです。

      なので、もしかすると技術的には可能でもモラル的に不可能。
      というジレンマに陥ってしまい、セマンティックに関する問題は、その進化を止めるのでは無いかとも考えておりました。

      あくまで推測ですが、SEOはやっぱり技術とモラルの狭間で揺れながら不安定な未来を歩むのかも知れません。

      もの凄い大きな話になってしまいましたが希望的観測も少し入っています(笑)

      完璧な検索エンジンの前ではSEOは役目を終えてしまうのかな。。
      う~ん。。

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