2012年10月の終わり頃なのですが、不自然なリンクの警告を受けたサイトの対応をしていて、不思議な状況がありました。
もしかすると、他の方も経験されているかも知れませんが、僕は初めて遭遇する事例だったので、シェアしたいと思います。
Googleへの再審査リクエスト対応などの流れ
2012年7月12日に「不自然なリンクに関するGoogleからのお知らせ」を受けました。
そこからリンク外し対応を行い、2012年7月25日に再審査リクエストを行なっています。
ただ、一部のリンクが外せない状態でしたので、引き続きリンク外しの対応を続けました。
ターゲットとしているキーワード(ミドル位のキーワード)の順位が下げどまらない状態でしたので、恐らく、 ※リテイク を受けるだろうと何となく感じていました。
※「再審査リクエスト:サイトがGoogleの品質に関するガイドラインに違反しています」というメッセージがウェブマスターツールに届くいた場合の再審査リクエストのやり直しの事を「リテイク」と表現しています。他に適当な言葉が浮かばなかったので。。
実際に、2012年9月28日に再審査リクエストのリテイクを受けたので、ほぼ全ての不自然なリンクを外した状態で、改めて2012年10月13日に再審査リクエスト(2回目)を送りました。
5日後の2012年10月18日に、再審査リクエストのリテイク(2回目)を受けました。
まだ、他にも、外すべきリンクがあるのかな?と思い、再審査リクエストを送付せずに、改めてリンクプロファイルを見直、2012年10月28日に「再審査リクエスト:Webspamチームによる手動の対応が取り消されました」というメッセージを受けました。
順位推移と対応内容、受信したメッセージを比較する
再審査リクエストのリテイク(2回目)以降は、再審査リクエストを送っていませんが、10日経って、不自然なリンクのペナルティ(マニュアルアクション)が解除されました。
記事を書いていて、ややこしく感じたので、ウェブマスターツールに届いたメッセージ一覧のキャプチャを掲載しておきます。
以下の様な順序でメッセージを受けています。
2012年10月13日の再審査リクエストの後に、2回続けてメッセージが受信されているかと思います。
2012年10月18日は、再審査リクエストのリテイクです。これは、リンクが外しきれていないなど、ガイドライン違反箇所が修正されていない場合などに、届くものです。
ただ、今回の事例では、2012年10月28日に、特に何もしていないにも関わらず「手動の対応が取り消されました」という、合格メッセージを受信しています。
順位推移グラフに、受信したメッセージ内容などを記載したグラフも掲載します。
赤矢印がGoogleからのメッセージです。
青矢印が再審査リクエストです。
ピンク色はリンク外しを行なっていた期間を表します。
2012年10月13日に送った再審査リクエストの内容で、合格している様にも見えますね。
今回の記事の内容は、このメッセージを受けた直後くらいにツィートしたのですが、その後の順位推移がどうなるか不明でしたので、順位に変動が起こってから記事にしようと考えていました。
どうやら、手動対応は解除された、と考えて問題無さそうです。
ここには掲載出来ませんが、検索トラフィックも、警告前の水準レベルまで戻ってくれています。
今回の記事のまとめ
冒頭にも書きましたが、珍しい事例だな、と思いました。
Google側の送付ミスなのでしょうか?
再審査リクエストに関しては、人の目で見て対応しているとの事でしたので、本当に人為的な間違いだったのかも知れないですね。
ただ、今回の事例と逆のパターンがあったら、結構怖いな、とは思いました。。
滅多にある訳では無いでしょうし過度に怯えても仕方がないですがw
手動対応が取り消されたのに、順位が戻らず、再審査リクエストをしてみたら、警告を受けた、という事例があったりすると怖いですねw(もうあったりしますか?)
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