SEOのブログというのは、日本だけでも沢山の数があります。
当ブログもSEOブログというジャンルになるかと思います。

こういったブログは勉強になりますし、実践で活かす事で、技術とする事も可能です。
分からない事があれば、検索をすれば、大概の情報は出てきます。

ただ、ブログ以上に信頼出来るソースもあります。
それが、Googleの公開しているウェブマスターツールヘルプです。

SEOに携わっている方以外にも見たことがある人は多くいらっしゃるのでは無いでしょうか?
信頼出来るGoogleの一次情報なので、これ以上信頼の置けるソースはありません。

今回は良く頂く質問に対して、該当するウェブマスターツールヘルプのページを紹介してみたいと思います。

サイトマネジメントに関する質問

質問1:
サイト移転をする事になりました。
ドメインは変わらないんですけど、IPアドレスが変わります。
これってSEO的にどうですか?
マイナス要素になりますでしょうか?

回答1:ホスティング業者や IP アドレスの変更

このページに記載の通り、IPアドレスの変更は特に影響しません。
移転方法も記載されていますので、参考にすると良いでしょう。

質問2:
URLを別に取得してサイトを移転する事になりました。
出来るだけ検索順位とかに影響が無いように移転したいんです。
どうしたら良いですか?

回答2:サイトの移転

少し長いですが、こちらに記載されている通りの方法で行うのが、最も確実でしょう。
ポイントとしては、新旧のページ通しをキチンと301リダイレクトで結ぶことを忘れずにする事です。

404エラーが無いことも確認しておきましょう。
単純なURL変更の場合はディレクトリ構造もそのままの方が良いでしょう。
多少の変更を伴う場合は、出来るだけ近いページヘリダイレクトすると良いでしょう。

180日間は旧ドメインを持ち続ける事を推奨しています。
ウェブマスターツールのアドレス変更を使うことも有効ですね。

それでも100%の評価を引き継げる訳では無い事は覚えておきましょう。

質問3:
サイトのURLって適当に付けるよりも、そのページに近い内容のものを付けたほうが良いと聞きました。
本当ですか?

回答3:Google と相性の良い URL の作成

こちらの記事にある通り、内容と関連するURLを生成することは、人間にもGoogleにも親切です。
IDの羅列よりも、何のページなのか分かりやすいですよね。
ちなみに、複数の単語を使用する場合は、「-(ハイフン)」を使用する様にしましょう。
複数のパラメータを含むURLが生成されてしまうと、同様のコンテンツを多数クロールしてしまい、Googlebotが上手くサイトをクロールし切れない可能性も出てきますので要注意です。
人間に優しいものは検索エンジンにも優しいものです。

質問4:
英語で作った自分のサイトを検索してみると、翻訳版へのリンクが出てしまいます。
英語のままで表示させたいんですけど、何か方法はありませんか?

回答4:メタ タグ

メタタグに関するページですが、その中の

<meta name="google" content="notranslate" />

が役に立つと思います。
ページの内容が検索ユーザーの言語と別だと判断された場合、翻訳版へのリンクが出る事があるのですが、これを制御する事が可能になります。
ただ、ヘルプに記載の通り、
ページの翻訳版を提供しないよう Google に指示することができます。
とありますので、確実では無いことに注意しましょう。

今回の記事のまとめ

日本語訳が変なページもありますが、ヘルプは結構充実していると思います。
そしてやってみると、質問にいくつか答えただけで、かなりのボリュームになりました。。

辻正浩さんが、Googleのウェブマスターツールヘルプの更新情報を記事にしてくれています。

参考
Googleヘルプの記事一覧

Googleウェブマスターツールヘルプには、とてもお世話になっているのですが、膨大な量があります。
内容も、良く更新されていますし、全てを見るのが大変、という方もいらっしゃると思います。

なので、自分への備忘録や、当ブログで初の連載ものにしようと思い、この質問にはこのページというものを、ちょっとした解説と共に行う事にしました。
結構色々な人から質問を受けるので、それに対する答えを蓄積する狙いもあります。

何曜日に連載ネタを更新、と決める予定はありませんが、リズムを掴みながら続けて行ければと思います。
思ったよりも、1つの質問に対してボリュームがある事が分かりましたので、今後はボリュームも調整したいと思います。

※本ブログに記載されている情報は、私の見解に基づく場合が多々ございます。
 掲載記事を参考にした事による損害については、その責任を負いかねます。
 自己責任で、掲載情報を参考にして頂ければと思います。