コンテンツSEOに潜む罠?キーワードの共食いに気を付けよう

コンテンツSEOという言葉が一般的になるにつれて、コンテンツという言葉自体の重みが無くなって来ている気がしています。

もちろん、コンテンツを増やすこと自体は、マイナスにならないと思いますし、コンテンツが作れるのであれば、どんどん増やすべきだとは思います。

ただ、SEOの為”だけ”に追加するコンテンツの場合は、少し考えた方が良いかも知れません。
リンクと同じで、ランク上昇目的のコンテンツは、いくら増やしても意味が無い場合もあります。

そのコンテンツは新しい価値を提供しているのか

コンテンツが新しい価値を提供し、今まで無かった、情報を提供し、ユーザーに価値をもたらすのであれば、追加する事は大切だと思います。

サイト内に、関連性のあるテーマのページが追加される事自体はマイナスにはならないでしょう。
ただ、問題なのは、マイナスにならないだけで、プラスにもならない可能性がある、という事です。

リンクの場合、SEO目的で付けた価値の無いリンクは、無効化されたり警告の対象になったりする場合が多々あります。

では、SEO目的だけの為にページを追加した場合はどうでしょう?
インデックス制御を行わない限りは、インデックスがされると思います。
何もしなければ、基本的には、そのままインデックスは残り続けます。
中身が無い(内容が薄い)ページでは無ければ、ページを追加しても基本的にマイナスにはなりません。

ただし、本当に見て欲しいページが、追加したSEO目的のページとカニバってしまう可能性は十分に考えられます。
最悪の場合、本来見せたいページが検索結果から消えてしまう可能性も考えられます。

コンテンツ追加で流入が減る?

私が対応しているサイトで、明らかにSEO目的で追加したのであろうページが多数サイト内に追加された結果、検索流入が下がった、という事がありました。

順位を追っている分には、特に大幅な上昇や下落はありませんでしたが、検索流入だけが減っています。
今回のサイトは、パンダアップデート以前に、検索流入”だけ”が減っています。
更に、離脱率が急上昇しており、平均訪問ページ数も減少していました。

原因を探すためにインデックス状況を見て、検索結果を見て原因がようやく分かりました。

ページの大量追加をしていた為に、SEO目的の「関連性はあるが特に目新しい情報が無いコンテンツ」のページが表示されていたのです。
もちろん、titleタグも、重複が無いように工夫はされていましたが、検索ニーズとのマッチングや、人の目でサイトを見た時の反応を想像すると、離脱するだろうな、という想像だけは付きました。
titleタグも、かなりキーワードに最適化されていた為、実際に見せたいコンテンツが負けてしまい、望まないページが上位表示されてしまったのだと思われます。
こういった現象が、かなりの数の軸キーワードで起こっていました。

私自身、ここまで意図しないページが上位表示されてしまう現象は初めてで、正直、かなり戸惑ってしまいましたが、コンテンツ(を増やすだけの)SEOの弱点も良く分かりました。

関連性があって目新しい情報が無いコンテンツでも、内容がオリジナルであれば、手動ペナルティは受けません。(当然ですが)
でも、本当に見て欲しいコンテンツが、サイト内で共食いを起こしてしまう可能性がある事を、僕らは知っておかなければいけないと思います。

ペナルティや順位下落がないだけに、順位だけを追っていると、流入数現象の原因に気付くのが遅くなり、対応が後手後手になる、といった事も十分にあり得ます。

もちろん、インデックス数の増加のグラフだけを見ずに、現状をキチンと確認しなかった僕にも責任があります。
「オリジナルのコンテンツを追加する」という言葉を鵜呑みにして目視を怠った事も良くないですね。

同じテーマについて書かれているページがサイト内に複数ある場合、順位がそのままでページが差し替わるといった事は、よくあります。
このブログでも何度か起こっています。

この特性を理解し、本当に見せたいコンテンツの邪魔になっていないのか?を理解しながら最適化を目指す必要があります。

もちろん、見せたいページにリンクが集まっている場合は、そういった事は起こりにくいのでしょうが、絶対に無いとは言い切れませんよね。

今回の記事のまとめ

恥ずかしながら、僕の至らない対応事例となってしまいました。
大規模サイトの場合は、似たようなコンテンツのページがサイト内に存在するため、どのページが上位表示されているか?といった部分を、気にすると思います。
ただ、今回の件は大規模サイトでは無かった事と、オリジナルのコンテンツを追加してくれている、という安心感から油断をしていました。

確かにインデックス数は増え、関連性のあるオリジナルコンテンツも増えましたが、実は狙っているキーワードの順位だけを見ると、それほど上がっていません。(これから上がる可能性もありますが)

流入キーワード数は、コンテンツの追加と比例して伸びていました。
しかし、軸キーワードでの、ページの共食いで受けたマイナスの方が影響が大きく、トータルではマイナスになってしまいました。

コンテンツSEOを行う場合、インデックス制御と、キーワードがカニバっていないか?は必ず確認しながら対応する様にしましょう。
SEOの為”だけ”に増やしたコンテンツによるインデックス数の増加は、本来見せたいページ以外のページを見せてしまう可能性も孕んでいます。


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