最近、不自然なリンクネタを連続で書いています。
マニアックな分野で一般的なSEOではありませんが、いざという時に役に立てるのかな?と思っています。

今回は、不自然なリンクが外せない時にどうしたら良いのか?
について小ネタを書いてみたいと思います。

あくまで小ネタですし、どうしても、という場合にのみ使用を検討してみて下さい。
後半、小ネタでも何でも無くなってしまいましたがw

不自然なリンクが削除不可の場合はどうするか

よくあるパターンだと思いますが、警告を受けて明らかに、このリンクが良くない、と分かっても外せない事は多いと思います。

これがリンク無効化の通知の場合は、そのまま放置して、現在の状況以上に不自然なリンクを増やさないようにする、という考え方で良いと思いますが、明らかな手動ペナルティを受けている場合は、そうもいきません。

最後の手段、というかダメ元でやって効果があった方法もありましたので、こちらに記載したいと思います。

ただ、どの方法もノーリスクで利用できるものでは無く、何かしらサイトの評価を失う事になります。
一応、数回試していますが手動ペナルティの解除自体はされました。

下層ページへリンクされている場合、下層ページのURLを変更する

Googleは存在しないページ(ステータスコード404のページ)に貼られているリンクを評価しません。
リンクが外せないが、下層ページのURLを変更する事は許容できる、という場合は検討してみて下さい。

注意点としては、301リダイレクトの様なページの評価を転送する手法は一切使えない、という事です。
リンクを無効化する代わりに、そのページが得ていた効果のあるリンクも無くなってしまいます。

トップページへリンクされている場合、トップページのURLを変更する

同じ考え方でサイトのトップページでも行う事は可能ですが、トップページで行う場合、デメリットも大きい様子です。
リダイレクトを使用した際に、x-robotsタグでnofollow属性を付与する事で回避できましたが、今後どうなるかは分かりません。

また、トップページが変更された事でテールワードの順位が軒並み飛んだ、という状況も何度か見ています。
やはり、サイトのトップページは特別な評価があるのかも知れませんね。

手動ペナルティは解除されたけれども、トラフィックが減ったでは本末転倒ですね。

リンクの否認ツールを使う

外せない不自然なリンクがどれだけあろうとも、否認ツールは使った方が良いです。
全ての不自然なリンクが外せないなら、全ての不自然なリンクで否認ツールを使用する事も試した方が良いでしょう。

出来ることを試してからでも遅くは無いでしょう。
ただ、ペナルティ解除の可能性は低いかな、と思います。

ドメインを変更してしまう

評価を引き継ぐタイプでのリダイレクトは一切行わずにドメイン変更をするのも有効です。
もちろん、サイトの評価はリセットされます。
以前、記事にしましたが、x-robotsタグでnofollow属性を使用する事で、一応ユーザーを誘導する事は可能です。

膨大な数の外せないリンクがある場合、ドメイン変更は1つの判断かも知れません。

手動ペナルティを受けたドメインの評価

手動ペナルティを1度でも受けたドメインは、1度も手動ペナルテイを受けていないドメインよりも、スパム行為に対して厳しく見られる傾向がある様子です。
1度目よりも2度目の方が手動ペナルティを受けた際のマイナスが大きい場合がありますし、かなり少ない数のリンクでも警告を受けてしまう事もありました。

1回目に約1,000本のリンクで警告を受けたドメインが、2回目は約100本のリンクで警告を受けた、という事例もあります。
また、最初は特定のキーワードの順位が大幅に下落するのみだったのが、2度目の警告時は、ほぼ全てのキーワードで順位が下がってしまい、トラフィックが激減した事もありました。

ここ最近は、更にスパム対応も厳しい様子ですので、それ以上のペナルティがあるかも知れませんね。

今回の記事のまとめ

最近、手動ペナルティ解除についてのご依頼を頂くことが多いのですが、僕が試すことは、これといって特別な事ではありません。
解除の為にやるべき事を1つ1つ行うだけです。

ここに書いた小ネタ的な手法も、いずれ意味がなくなる可能性があります。
Googleも、この辺りの手法は理解していると思いますし。。

というか、後半の2つは小ネタでも何でもないですねw
ドメイン変更は手動ペナルティ解除を諦めた時の選択ですし。

手動ペナルティで苦労しているサイトに少しでもお役に立てましたら嬉しく思います。

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