[ウェブマスターツール]を含む検索流入の状況

ブログを初めてから、すでに5ヶ月以上が経ちました。
現在、ブログの記事数も70記事を超えています。
今回は、当ブログの流入キーワードについてお話しながら、コンテンツビルディングが生み出す効果について記載したいと思います。

検索流入の状況

SEOというジャンルに特化している関係もあってか、検索流入キーワードの内46%は(not provided)となっています。
流入キーワードを見ることは楽しみの1つだったので残念ですが、こればかりは仕方がないですね。
ウェブマスターツールのデータやランディングページを見ながら想像してみたいと思います。
もちろん、Googleアナリティクスから確認可能なキーワード数も半数程度はあります。

僕は記事を書いた後で「○○というキーワードからの流入が欲しかったので、狙って書いてみました」とツィートする事があります。
もちろん、単一ワードでの流入が欲しいことが多いのですが、そのワードを含む複合キーワードからの流入キーワードが欲しいのです。

導入から1か月後にペンギンアップデートについて記事を書いた事もありましたし、著者情報表示への対処についても、他のSEOブログに比べると遅かったと思います。

これは、僕がブログを書く時のスタンスが影響しているのですが、基本的に、その時に書きたい内容を優先しているので、結果的に重要な内容でも後回しになる、なんて事があったりします。
さすがに自分でも、後出しジャンケンの様でズルいな、と思っている部分もありますが。。

ちなみに、一番最初に狙っていたのは[ウェブマスターツール]というキーワードでの流入でした。
意識して記事を書いていたので、あまり精度が高くないと思われるワードプレスのブログ内検索を使用しても、27記事がヒットしました。

いつもブログ記事を読んでくれている方なら、僕が割と偏った記事を連続して書くクセがある事は何となくバレているのでは無いかと思いますw

狙ったキーワードで記事を書き続けた結果、検索流入はどうなったのか?

[ウェブマスターツール]と付く検索キーワードでの流入はどれ位あるでしょうか?
5月の検索流入キーワードの一部を以下で画像で参照して下さい。

[ウェブマスターツール]を含む検索流入の状況

[ウェブマスターツール]単一キーワードでの流入も多少あります(上の画像には掲載されていません)が、複合キーワードでの流入がかなり多い状況です。
全て掲載はしませんが、上の画像以外にも流入がかなりありました。

ちなみに、流入数が1しかない[ウェブマスターツール]と付くキーワードでの流入が120程(単一での流入なども合わせると180アクセス位)ありました。
27記事も書いて、月間180の訪問が多いと見るかどうかは、判断の分かれる所だと思いますがリアルな数字です。

でも、恐らく[ウェブマスターツール]という言葉が無くなるまで、僕が書いた27記事は検索流入を稼いでくれるでしょう。
その記事を気に入って他の記事を見てくれる人も居るでしょう。

ブックマークに登録してくれたり、RSSを購読してくれる人も出てくるかも知れません。
そう考えると、流入数が少ないとも言い切れないと思っています。
モチロン、他の凄いSEOブログとかと比べると、少ないですけれども。。

テールワードでの流入ユーザーの効果検証方法は?

SEOブログなのに、ほとんどSEO対策はしていない僕のブログで、ただ特定のテーマの記事を書き続けた結果が現在の検索流入数です。
当初の狙い通り、単一ワードから複合ワードまで、ちゃんと流入があります。
当たり前ですが、[ウェブマスターツール]に関する記事を書くまで[ウェブマスターツール]を含むキーワードでの流入はありませんでした。

2012年6月12日現在[ウェブマスターツール 再審査リクエスト 返信]で検索すると、僕のブログが上位に2ページ表示されています。
Googleアナリティクスを見ると、直帰率0%で1人の訪問ユーザーが3ページを見ています。
これは、ある程度、検索ユーザーのニーズに合致していると仮説が立てられそうです。

こうしたニーズとの合致は、また別のキーワードで僕のブログを見かけた時のクリック率に良い影響がありそうです。

ただし、2語や3語の複合キーワードで検索するユーザーは、それ以前の検索結果で望む情報が手に入らなかった可能性が高いです。
実際、僕もそういった時に、別の複合ワードで検索する事が多いです。

流入キーワードを見た時に、短時間で離脱している場合などは、1つの指標になり得るでしょう。
もちろん、すぐに目的の情報が見つかった可能性もありますが、僕の様なブログサイトの場合はそういった可能性は低いと思います。

この辺りは、ご自身のサイトのユーザーの遷移から仮説を立てると良さそうです。
流入は少なくてもコンバージョンが発生しているキーワードの直帰率が、70%などの高い数値の場合は、ランディングページの見直しなども検討したほうが良さそうです。

コンテンツが生み出すスパイラル

僕はSEOをサービスとしてクライアントに提供する時に、「コンテンツは資産です」と説明することが多いです。

これは僕自身がブログを続けてみて、よく分かりました。
ただ、記事を書いているだけで流入を生み出してくれるのです。

過去に作ったものが、ある程度の検索流入を勝手に稼いでくれるなんて、ありがたいじゃないですか。

[ウェブマスターツール]関連の流入ワードのランディングページは3月や4月に書いたものです。
その記事が、5月に入ってからもアクセスを稼いでくれている、というのは、とても嬉しい事です。

まさに資産ですね。

そして、ありがたい事に、個別に記事にリンクをしてくれたり、キュレーション記事などに掲載してくれたりしているので、ナチュラルリンクも集まっています。
結果として、ドメインの評価が上がるので、ドメイン内の他の記事の評価も上がる、という正のスパイラルが発生しています。

5ヶ月間、こういったスパイラルが発生した状況で記事を書いていますので、ブログを始めた頃と比べると、新たに1記事作成した時の評価には差があると思います。

ブログ開始当初は他サイトからの流入が殆どだった僕のブログが、現在では検索流入が一番多くなっているのも、そういった理由でしょう。

ここからは、更に書けば書くほど、流入数が増えるのでは無いかと思うと楽しみです。

被リンクに頼らないSEOを実践しながらブログを書き続けている人は、大体、上の様な感想に落ち着いていますが、本当にその通りです。

今回の記事のまとめ

僕はこのブログのSEO対策について、力を入れて行なっている訳ではありません。

ブログ内に[ウェブマスターツール]というカテゴリを作ったり、もう少し流入キーワードに合わせてタイトルタグの修正を行うなどすることで、更に検索エンジンからの評価が向上してアクセスが稼げるのでは無いかと思っています。

一応、SEO業者なので何となく自分のブログの改善可能な箇所は分かっているつもりですw

ただし、僕のブログも、まだまだ全ての検索流入ユーザーに満足して貰える状況とはなっていません。
テールワードで流入しても、すぐに離脱してしまっているユーザーも多数います。

今後もやる事はあまり変わりませんが、少しでも満足度を向上出来るように、アクセス解析を見ながら、流入したユーザーの答えになる様なコンテンツを、コツコツと作り続けたいと思います。

コンテンツビルディングに終わりは無さそうです。

あまり具体的ではない記事で申し訳無いのですが、検索流入を正攻法で増やす為の、僕なりの方法論や、考え方は書いたつもりです。
以前も、コンテンツを作る時のコツについては書いていますので、参考までに見てみて下さい。

SEOを成功させるためのコンテンツ作成方法とは

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