先日のコンテンツSEOに関するエントリーとも関連するのですが、同じページを更新し続けるのと、新しくページを追加し続けるのは、SEOを考えた場合どちらが適切なのか?
という事について考えてみたいと思います。

最初に結論を述べますが、それはサイトによりますw
どちらにも、メリット、デメリットが存在しますので、それらを理解すると、こういった小さな事で悩まなくても良くなります。

メリットとデメリットがそれぞれある

Wikipediaの様なサイトをイメージして下さい。
こういったサイトの場合は、同じテーマを別のページに追加するよりは、ページの更新、もしくは追記が適していると思います。

「SEO」というテーマのページがサイト内に複数存在すると、リンクが分散してしまったり、サイト内でページがカニバってしまいます。
また、それぞれのページにテーマが分散される事で、各ページの内容も薄くなってしまうかも知れません。
外部から参照されるリンクを意識すると、1ページに情報が集約されているメリット大きいです。
また、1ページで説明が済むという事は、訪れるユーザーに余計なクリックを発生させないので、ユーザビリティも確保出来ると思われます。

では、ページの内容は追加しないで、更新し続けた方が良いのか?
というとそんな事はありません。
関連するオリジナルコンテンツがある場合は、インデックス数が多いサイトの方が、有利な場合も多いでしょう。

次に、このブログを見て下さい。
SEOというテーマで、色々な記事を書いています。
中には、似ている内容の記事もありますが、誤字や情報の誤りが無い限りはページを追加し続ける形を基本としています。
この方法だと、サイト内で、ページがカニバる危険性はあります。

実際、「不自然なリンク」や「ウェブマスターツール」というキーワードで検索した結果、表示されるページは、同じテーマのページを追加する度に変わっていました。
たまたま、内容が薄いコンテンツが、検索結果に表示されたりしていたら最悪ですね。
直帰率が増えそうです。

ただ、この状況になる事は想像が付いていたので、関連する記事をページ内に表示したり、文中から別のページにリンクしていました。
この方法を行う事で、内部リンクを増やし、それぞれのページの関連性を高める事が出来ます。

この方法は、検索順位にも好影響を与え、記事を追加する度に「不自然なリンク」や「ウェブマスターツール」というキーワードで順位が上がっているのを確認していました。(最近はちょっと下がっていますが。。)

目的と、少しの知識があれば、どちらでも構わない

大切なのは、目的と、それを達成する為の戦略を持つことだと思っています。

上の例で言うと、wilkipediaは、オンライン百科事典になろうと、しています。
辞典なので、あちこちに情報が散らばっているよりも、1ページに集約されている方が、ユーザーに参照されやすいと思います。
参照されやすい、という事は、ユーザーから便利なサイトだと認識され、外部からのリンク獲得がされ易いでしょう。

しかも、1ページ1テーマで書かれていますので、ターゲットキーワードを含むリンクがされやすくなるでしょう。

僕のブログの例で言えば、内容がサイト内で重複し、カニバる可能性がある、というデメリットはありますが、サイト内でページを分けた事で、内部リンクの強化を行うことが可能になり、関連性の強化が期待出来ます。
また、1つのテーマについて、様々な切り口から記事を書き、ページを増やしていますので、ページが増えるほど、関連性が強化される、とも言えます。

もう1つ考えられるメリットとしては、異なる切り口で書かれた別のページが増えるので、テールワードが拾いやすくなります。
titleタグをページ数分増やせる(当たり前ですが)事も、メリットである、と感じています。

SEOを少しだけ理解しすると、メリットもデメリットも理解した、効率的なサイト運営が可能になりますね。
強みも弱みも理解する事で、次の最適な一手をとりやすくなります。

今回の記事のまとめ

とても、抽象的な内容になりましたが、SEOについて、少し分かっていると、サイトを運営する上でのメリットやデメリットが、ある程度、分かります。

メリットやデメリットが理解出来ていると、自分のサイトをどうすべきか?というのが、何となく浮かびます。
強みを活かし、弱点を補う様な運営も可能になるかと思います。

SEOは単発の施策では無く、運用する中で、磨かれ、身に付き、高められるものだと思っています。
皆さんも、自分のサイトの強み、弱みを理解して、効果的なサイト運営を是非とも目指して見て下さい。

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 自己責任で、掲載情報を参考にして頂ければと思います。