4月のサーチクオリティハイライトで、Googleはソフト404エラーを見分けるようになったと発表がありました。
当初は、404エラーページでは無いページの誤検出を懸念していたのですが、その精度が高くて驚いた、といった内容の記事を書いています。
このソフト404エラーが増えている旨のメッセージがパワーアップしている事を確認しましたので、記事にしたいと思います。
前から出ていたのかも知れませんが気付きませんでした。
サイト内部のメッセージは具体的になって来ている
以前は「停止している可能性があります」という件名のメッセージと、本文中に「ソフト404エラー」という記述がある程度でしたが、2012年7月12日に受信したメッセージでは、以下の画像の通りのメッセージがウェブマスターツールに届いていました。
404(ページが見つかりませんでした)エラーを返すはずなのに返さないURLが大幅に増えています。
と記載されています。
また、「推奨される対処方法」という項目が付与されており、具体的な確認方法や、対処方法が記載されていました。
今回の例ですと、ソフト404エラーは決して好ましい状態では無いので、キチンとステータスコード404,もしくは410を返すようにする事が望ましいのだと思われます。
ステータスコード404を返す時は、独自の404ページを返すことでユーザーエクスペリエンスを向上させる事が可能だと記載されていますので参考にしてみては如何でしょうか?
404エラーページに、レコメンド機能や検索機能を付与する事で、少しでも離脱を防ぐ手段になり得るかも知れません。
クロールエラーページの内容にも「ソフト404」が
上記のメッセージがウェブマスターツールに届いたサイトですが、メッセージの指示通り「クロールエラー」を確認した所、「ソフト404」の項目が存在しており、大きく「ソフト404」エラーが増えている事が確認出来ました。
画像を見てみるとお分かりになるかと思いますが、ソフト404エラーの場合は、「レスポンスコード」の項目が空欄になっています。
「サーバーエラー」などの場合は、レスポンスコードの欄に「500」や「503」などが記載されています。
他のクロールエラーの画面でも「対処方法」などについて、詳しく記載されている事が確認出来ましたので、今後、それらも記事にしたいと思います。
定型文には違いないと思いますが、分かりやすい具体的なメッセージや対処方法などについて、送付してくれる様になったのが嬉しいですね。
今回の記事のまとめ
1サイトだけですが、ソフト404エラーページの誤検出はありませんでした。
相変わらず素晴らしい精度だと思います。
サイトのメンテナンスの為に、ウェブマスターツールのメッセージを眺めていて、クロールエラーなどのメッセージを見つけたのですが、親切になったなぁ、と感じていました。
具体的に親切になって行くのは大歓迎ですので、これからも更に、親切になって行って欲しいな、と思います。
※本ブログに記載されている情報は、私の見解に基づく場合が多々ございます。 掲載記事を参考にした事による損害については、その責任を負いかねます。 自己責任で、掲載情報を参考にして頂ければと思います。