SEOをする上で、自サイトのバックリンクのチェックは、とても大切です。
サイト全体にどれ位のリンクが付いているのか?
どんなサイトからリンクをされているのか?を把握する事も大切ですし、どのコンテンツにリンクが集まっているのか?を知ることも大切です。

バックリンクの把握が大切な理由と、スパムリンクが付いている事による弊害について記載したいと思います。

バックリンクをチェックするメリット

SEOにおいて、リンクというのは非常に重要な要素です。
リンクは大切だ、というのは理解しているかと思いますが、自分のサイト内の何のページにどの位のリンクが貼られているか?を知っている方は少ないのでは無いでしょうか?

ただ、それを知る事は、コンテンツの企画立案をしたり、プロモーションの方向性を決めるのにも大いに役立ちます。

自分のサイトが、どんなサイトからリンクされているのか?
どういうコンテンツにリンクされている事が多いのか?
そのリンク元からの流入数はどうなのか?
という部分を知っておくことで、リンクされやすいコンテンツ、リンクしてくれるサイトの傾向を知る事が出来ます。

リンクしてくれているのは、ソーシャルメディアかも知れませんし、ソーシャルブックマークの可能性もあります。
個人のブログからリンクされている事もあるでしょうし、ポータルサイトからリンクされているかも知れません。
どういう紹介のされ方をしているのか、を知るのかは、SEOだけでは無く、それ以上にヒントや気付きを得る事が出来るかも知れないですね。

リンク元を分析してから、的を絞ってコンテンツを作る、というのも良いと思います。
地道ですが、この方法は僕もたまに使います。

意外とゴミリンクも多い

実際にバックリンクをチェックして頂けると分かりますが、自動生成された様なサイトからのリンクも結構あります。
これらのリンクは、恐らく、殆ど評価の対象になっていないので、除外して構わないと思います。

ゴミリンクの例としては、ドメインの評価(?)をしている様なサイトや、特定のワードが記載されているサイトを自動的にリンクする様なサイトまで様々です。
海外には、こういったサイトが多いですね。

僕のブログですと、ブログ記事を丸ごとコピーして該当の記事にリンクしているサイトも見かけたりします。
こういうサイトも、殆どリンクの効果は無いのではないかと思います。

過去の自演リンクの形跡が残っていると。。

ここで問題になるのは、過去に自演リンクを行なっていた場合です。
何らかのペナルティを受ける可能性がありますし、リンクプロファイル(バックリンクの情報)もグチャグチャになってしまいます。

ゴミリンク+過去の自演リンク群の除外は、本当に大変です。
僕は仕事で、再審査リクエストの為にスパムリンクをリスト化する事がありますが、かなりの時間と手間がかかっています。

自演リンクの数が、数万単位である場合ですと、もう、ナチュラルリンクを探すのは諦めた方が良いかも知れません。

上で書いた様な自サイトが集めていた本当のリンクの数が分からなくなりますし、どんなコンテンツがリンクを集めていたのかを把握する事も難しくなってしまいます。

たまに、自分に身に覚えは無いが、制作会社が勝手にSEOをやっていたらしい、という状況でリンクが付けられているサイトも見ますが、どちらにしてもサイトの正しい状況が把握出来ないのは良くありません。

勝手にリンクを貼られている、という状況を予防する事も出来ますので、リンクのチェックは定期的に行った方が良いと思います。

今回の記事のまとめ

リンクプロファイルのチェックは大切だなぁ、と常々感じていました。
SEOではリンクが非常に大切だ、というのは広く知られていると思いますが、実際にリンクを細かくチェックしている人は、意外と少ないのでは無いか?と思い記事にしました。

僕なら、どこを見て、何に活かすか?
という書き方をしていますが、他にも色々な活用方法があると思います。

また、自演リンクの巣窟の様なリンクプロファイルになってしまっている場合、本来は見れるはずの情報が見えにくくなる、というハンデを負うことになります。

記事中にも書いた通り、数万、数十万単位の自演リンクがある場合、その中からナチュラルリンクを探すのは、ほぼ不可能です。

今、リンクプロファイルがキレイなサイトは、とても素晴らしい事だと思いますので、その状態を維持して頂く様にお勧めします(SEO業者の僕が言うのも変ですがw)

※本ブログに記載されている情報は、私の見解に基づく場合が多々ございます。
 掲載記事を参考にした事による損害については、その責任を負いかねます。
 自己責任で、掲載情報を参考にして頂ければと思います。