Googleが、ここ数ヶ月で大きなアップデートを行う予定である、と発表しました。
主にスパム行為に対するアップデートの様子ですが、それ以外にも、検索結果の調整について言及していました。

今年もGoogleのアップデートは止まらない?

昨年の4月にペンギンアップデートが実施され、特定のタイプのサイトや特定のキーワードで大きな変動がありました。
特に、リンクスパムに関しては、かなりの影響があり、その後、Yomi-Searchの様な自動登録型リンク集がヤバイ、という情報が一気に広まったのを覚えています。
※Yomi-Searchだけが悪い、とは思いませんが。。

ある種のパターン化されたリンクに関しては、ペンギンアップデートで比較的捕捉しやすかったのか、確かに、そういった傾向もあった様に感じます。

そして、今年の5月、更にスパム行為への対処を強化する、という事をGoogleが発表したのです。
こういった発表は、ある種の脅しも入っていると思います。
それで腰が引けて、あまり派手な事をやらなければ、Googleにとっては嬉しい事ですからね。

今回のアップデートも乗り越えてやろう!と思う方も多いでしょうし、自分は大丈夫、と思う方も大勢いるでしょう。
現時点で、どんなアップデートが、どういった影響を与えるのか?は不明ですが、昨年のペンギンアップデートの経験から、捕捉された場合、あまり軽い状況にはならない気がします。

世界的にも、回復事例はないのでは?と言われているアップデートですからね。
(更新回数が少なすぎる、という理由も考えられますが。。)

「知らなかった」で取り返しのつかない被害に合わない為に

「うちは大丈夫」や「今回のアップデートも乗り切ってやる!」と思っている方々は、恐らくご自身の裁量で、「捕捉されても仕方がない」くらいの覚悟で、色々な施策を行なっているのだと思います。

こういった方々は、恐らくリカバリー方法も色々と試すでしょうし、ドメインを変えるなど、割り切りも出来ると思います。

ただ、こういった情報について
「よく分からない方」
「ピンと来ない方」
「うちのサイトは大丈夫なのか?と思っている方」
に関しましては、ご自身が管理されているサイトについてどういったSEOが行われているのかを理解されていない可能性があります。

今回、こういった方々に少しだけ警鐘を鳴らしたいと思います。
ご自身で管理されているWebサイトは、自社の資産、もしくは、売上を上げてくれる販促ツールの1つになっていませんでしょうか?
ECサイトであれば、それは店舗と同じ事です。
Webサイトに対して、年間の売上目標なども設定されているかもしれません。

ご自身のサイトのSEOが業者に丸投げ(昔していた)でよく分からない、という場合は、少なくとも、

といった事は行なっておいた方が良いかと思われます。

バックリンクの変なリンクに関しましては、色々なパターンがあるので説明しにくいのですが、「同じアンカーテキストからのリンク」や、「全く別のサイトなのに同じ様な文面から発リンクが大量されている」場合などは要注意です。
過去記事へのリンクもしましたが、イマイチ不完全です。
以下も参考にして下さい。

参考

Googleもプログラムの一種なので、パターン化されたリンクは見つかりやすいのです。
それでも慣れるまで見分けるのは難しい可能性もありますので、専門家へ相談するのも1つの手です。

今回の記事のまとめ

「SEO」をやっています!と言うことを、よく聞くようになりましたが、実際に「どんなSEOを行なっているのか?(行なっていたのか?)」について答えられる方は、意外と少ないと感じています。

そもそも、やっていたのかどうか?さえ怪しい場合も少なくありません。
実際に、何かしらのアップデートが行われ、影響を受けた後で何とかして欲しい、という依頼を受けることも少なくありませんでした。

正直、影響を受けてしまった状態からのリカバリーは簡単ではありません。
ご自身のサイトが、今、どういう状況なのか?が分からない場合は調べて、理解する、という行動を起こして欲しいな、と感じました。

サイトは資産です。
脅すわけではありませんが、取り返しのつかない状況にはならない様にして下さい。
ご自身のサイトを守れるのは、担当者である自分なのだ、と理解して欲しいと思います。

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