検索エンジンは、日々アルゴリズムのアップデートを繰り返し、ユーザーにとって最適な答えを提示しようと努力しています。
ブログを始めたばかりの頃にも、検索エンジン最適化、とは、といった内容の記事を書いたと思いますが、改めて、内容をまとめ直したいと思います。
概念的な内容なので、今回の記事に特定の手法や、事例は出て来ません。
検索エンジンは常にユーザーの味方
SEOに携わっている方で、たまに勘違いしている方を見かけますが、アルゴリズムのアップデートは検索ユーザーの為に行われている行為であって、SEOを邪魔したりする為に行われている訳ではありません。
要するにSEO業者の為に、アルゴリズムを進化させている訳ではありません。
Googleは広告収入で利益を得ている訳ですから、自社の検索アルゴリズムが優れていないと収益が落ちて、企業継続の危機に陥ってしまいます。
だから検索精度質の向上の為に必死になっているんです。
一方で、SEOは何のために努力しているのでしょうか?
狙ったキーワードで上位表示することでしょうか?
それは、SEOの一部ですが、全部では無いと思います。
SEOは、必要としている人に必要な情報を届ける為に、サイトを改善して情報を抜け漏れなく検索エンジンに伝える技術の事だと思っています。
これが全てだと思います。
では、SEOに必要な要素って何?という事ですが、ざっくりと、3つしか無いと思います。
SEOに必要な3つの要素
- 検索エンジンが、漏れなくサイトを見れる状態にする事
- タイトルや、ページの内容と内部リンクが適切に行われている事
- 他のサイトからリンクをされる事
これだけです。
例えば、「SEO」について書かれているWebサイトであれば、検索エンジンが「SEO」について書いてあるページを一切の抜け漏れなく見れる状態であり、「SEO」について事細かに書いてある全てのページのタイトルが適切で、更に関連するページから、的確なアンカーテキストでリンクしてある状態であり、しか、階層が浅くページ遷移も楽。
であれば、サイト内部の状態としては、ほぼ完璧と言えるでしょう。
※上記の例からは、意図的にコンテンツに関する事柄を抜いています。
数千ページクラスの大規模なサイトで、この状況が達成出来ているなら素晴らしいですね。
これから、SEOを意識してサイトを作ろうとしている方や、リニューアル予定の方は、ディレクトリ構造や、ワイヤーフレームを作る時に、サイト内部の状況が、上記の例の様になっているかだけでも意識してみて下さい。
コンテンツの内容は、こういったものが正解というのが、一概には言えませんので省きます。
今後、検索エンジンに好まれやすいライティングのコツを書こうと思います。
上記の様な状態でも、サイトはきちんと評価されていると思われますが、更に必要な要素があります。
他のサイトからのリンク獲得は難しい
問題は、他のサイトからリンクされる、という事です。
これが実に難しいです。
何故なら、リンクして貰うという行為は、受動的である為、通常、コントロールが出来ないからです。
ただ、これはSEOに於いて超重要な要素であり、今後も暫くの間、リンクされればされるほど、リンク先のサイトが評価されるのは間違い無いでしょう。
他のサイトは、どういった場合にリンクをしてくれるのでしょうか?
リンクをする場合、そこには目的が伴う筈です。
ちなみに、僕が他のサイトにリンクをする動機は
- リンク先のサイトを参考にさせて貰った
- 凄く面白いが書かれている
- 人に勧めたら役に立ちそう
- 自分にとって新しい発見があった
- 自分のサイトの事を相手が紹介してくれた
といった事が挙げられます。
5つ目に関しては、「自分のサイトを紹介してくれました!」と喜びの報告をする様な意味でリンクするイメージです。
他にもあると思いますが、サイトを運営している方なら、この5つの動機に心当たりがある方が多いのでは無いでしょうか?
この状況で発生するリンクは自然なリンクであり、Googleから評価されるタイプのリンクです。
サイト内部の構造に更にプラスして評価を得る為にどうしても必要な要素です。
リンクを得る為に狙って作るコンテンツを、リンクベイトコンテンツと呼びます。
ちなみにリンクベイトコンテンツは、主に「人に勧めたら役に立ちそう」という動機で行う事が多いのかな、と思います。
どう考えてもリンク獲得は無理だ!というジャンルの場合、リスクはありますが、リンクの購入を行う、という方法もあります。
この辺りの取捨選択はサイトの戦略にもよります。
リンクの購入が絶対にダメだ、という事ではありません。
(僕もSEO業者ですから…w)
ただ、リスクを理解せずに、安易にリンクの購入を行うのは非常に危険です。
Googleもリンクの購入をガイドライン違反として定めています。
これだけは、覚えておいて下さい。
今回の記事のまとめ
とても、概念的な記事になりました。
やはり、SEOとは、というテーマにすると、内容が薄くなりますね。
記事を書きながら、別の記事の構想が浮かんだので、今後は、それらも形にしたいと思います。
※本ブログに記載されている情報は、私の見解に基づく場合が多々ございます。 掲載記事を参考にした事による損害については、その責任を負いかねます。 自己責任で、掲載情報を参考にして頂ければと思います。