リンクの動機について以前、記事にした事がありましたが、またまた思う所がありましたので、まとめたいと思います。

リンクの分析は大変ですが、ご自身のサイトにどういったタイプのリンクがあるのか?を把握するだけでも、質の高いユーザー(リンクしてくれるユーザー)の興味関心を知ることが可能です。
今回はソーシャルメディアでのシェアに関する部分にも触れました。

色々なサイトのパターンを一般化しているので、フワッとした記述もありますが、ご了承頂ければ、と思います。

リンクやシェアをされたパターン3つ

専門分野に特化したサイトでも時事ネタには食いついてくれる

特定の専門分野に偏っているサイトですと、リンクしてくれるユーザー層というのは限られます。
その専門分野に携わっている方で、尚且つサイトやソーシャルメディアアカウントを運用されている方に限定されてしまいます。

もちろん、その方々だけに限定して濃い内容の記事を書くことも大切なのですが、意外とリンクをされるさじ加減は難しいものです。
その業界が絡む時事ネタについて、業界の方ならではの見解やデータを交えつつ記事にする事は、1つリンクされやすい方法の1つになる事が多い様子です。

これは、専門的に関わる方以外でも、見て分かる、議論に参加できる、紹介したい、役に立つ、というリンクの動機に働きかけているのが理由になっている様子です。

ソーシャルメディアでピックアップされて関連サービスからのリンクになる事もありますし、2chなどに取り上げられて、その後、まとめサイトに掲載、という流れもありました。

ソーシャルメディアでのシェアにはお礼をする

Twitterなどで、ご自身のサイトがピックアップされた場合、公式アカウントからお礼をする事は有効です。

公式のアカウントからお礼を頂ける、というのは嬉しいものだと思います。
慣れている方は、何も感じないかも知れませんが、私の妻は自分の見ているサイトをツィートした後で、中の人にお礼をもらって喜んでいました。

見てくれた方、紹介してくれた方というのは貴重です。
こういった方を知り、何が好まれるのか把握し、その方に好かれる記事を書く事は、効率の良いリンクベイトのヒントになる可能性もあります。

また、お礼をした事で、良い関係になり、他の記事も積極的にピックアップしてくれる、という事が多々ありました。
時々、誤字などについての指摘も頂けたりするなど、濃いユーザーになってくれています。

積極的にシェアしてくれる方が増えると、その方のフォロワーの方も見てくれる様になり、そこから更にシェアが広まる事もあります。

ジャンルにもよりますが、このタイプのシェアの増え方は、最近、よく見る気がします。
また、Twiterなどの場合、関連サービスからのリンクになる場合もあり、そこからのリンクが評価に繋がる可能性はあります。

紹介へのお礼リンク

何らかの形でリンクしてくれたお礼をサイト上で行う事で、更にリンクをして貰えるパターンです。
相互リンクの様になってしまうので、大量に行うのは危険かも知れませんが、少量であれば効果的だと思います。

紹介や共感などの理由でリンクしてくれた場合、お礼コメントと共に1記事書いたりすると、喜ばれることが多い様子です。
1リンクを得るのが難しい場合は、こちらから同ジャンルのサイトへ積極的な発リンクをする事で、リンク獲得が上手くいくことがある、と感じました。

質の高いサイトへの積極的なリンクは、自サイトにとってもプラスになると思いますので、コンテンツを充実させる意味でも取り入れてみては如何でしょうか?

リンクの動きは定期的に把握する

上記に書いたリンクのパターンを見つけたのは、僕が色々なサイトのバックリンクを定期的に確認しているからです。

これらのリンクのパターンは、仮説を立てて実証したところ効果があったものから、全く意図せずに発見されたものまでありました。
ただ、それらの全ては、地道なリンクのチェックがあったから気付けたのだと思います。

今回の記事では、一般化すると3つくらいのパターンにしかなっていませんが、長くリンクを見ていると、ご自身のサイトだけのリンクパターンがあるかも知れません。

継続が必要な作業ではありますが、SEOを行う上では大切な作業になりつつあるな、と感じます。
リンクを得る為には、リンクを知る事も重要、という事ですね。

今回の記事のまとめ

どんなリンクであれ、リンクには理由があるな、と感じました。
サイトにもよりますがリンクにはパターンがあり、4つか5つ程度に分類できる事も多い様子です。

ソーシャルメディアのリンクにも触れましたが、お礼を頂けた後で、深く繋がる、というパターンは何度か見ています。
相手の方が喜んでくれる事も多いので、積極的に交流する事も大切だと思います。

今、リンクが無くても、何かしらのきっかけから徐々にリンクが増えて、気が付いたら、まぁまぁナチュラルリンクを得ていた、という事もあるかも知れませんので、リンク獲得の為に、何かしらの行動をする事をお勧めします。

もちろん、現在のバックリンクの調査も忘れずに行なっておきましょう。
意外とリンクされているかも知れません。

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